芝居がかった台詞を聞く

にしてもさぁ、最新版はどう?「なにが聞きたい?」察してくれよ。機能性、デザイン他、諸々全部さ。分かってて聞き返すなど、お世辞にも良い趣味とは言えんぜ?

「それは違うやろう。趣味の一部に類するだろーが、質疑応答を同じ表現にするのは妥当じゃ…」

やめてくれ!言葉遊びか?僕をからかってる?酷いやつだ。「誤解さ、語り合いたいだけ!」嘘吐け、お前の言葉は悪意しか感じられぬ。

もう話す事は無い、帰れ!「ちょ、極端すぎやしないか?」どこが?堪忍袋も限界を迎え、張り裂けた。誰が悪い?「僕か?」他にいます?

「自分自身」なっ…。「始めから語れれば良かったのに、余計なことをペラペラ、謎な方向へ話を向けるのが原因。全部あなたが招きし種!」

くっ…減らず口を。「初めてそんな芝居がかった台詞を聞くわ」ならば謝ろう。「素直じゃん」それで水に流してくれるかい?